技能連携校とは?

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通信制高校への入学を検討されている方の中に、技能連携校を視野に入れている方も多いのではないでしょうか?技能連携校は通信制高校と併せて通うことで卒業資格を取得することができる学校です。

今回は技能連携校の特徴やサポート校の違いについてご紹介します。

技能連携校とは?

通信制高校あるいは定時制高校に通う方が、技能連携制度によって専門的な技術や知識を身につけることができる学校です。
技能連携校を高等専修学校と言うこともあります。なぜ高等専修学校というかについては次の章でご紹介します。

技能連携制度とは?

全国各都道府県が指定する技能連携校で職業に関わる専門的な教科を学びながら、同時に通信制高校にも通うことで卒業資格を取得できる制度です。
つまり、技能連携制度によって通信制高校と高等専修学校の両方に通うことで、高校レベルの一般教養と専修学校の両方の知識と技術を身につけることができます

高校卒業資格の取得を目指すなら高等専修学校に通おう

高等専修学校を含む専修学校は、「職業若しくは実際生活に必要な知識・技術を習得し、又は教養の向上を図ることを目的とした専門教育機関」と学校教育法で定められています。専修学校には、高等専修学校専門学校の2種類があります。

ここで注意していただきたいのが、入学と卒業の条件です。高等専修学校は中学校を卒業している方なら入学可能、そして高校卒業資格を取得することができます。しかし、専門学校は入学条件が高校卒業以上、卒業資格は短大卒業あるいは専門士の資格が取得できます。
つまり、高校卒業資格を取得したい方は高等専修学校へ入学しましょう。

専修学校 入学条件 卒業資格
高等専修学校 中学校卒業以上 高卒資格
専門学校 高卒資格取得者/高卒認定試験合格者 短大卒/専門士

技能連携校の4つの特徴

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続いて技能連携校の4つの特徴をご紹介します。

① 通信制高校と同時に通うことで卒業資格を取得できる

通信制高校と同時に通うことで、卒業資格を取得することができることが技能連携校の最大の特徴です。
技能連携制度を利用すれば、高等専修学校で履修した単位を卒業単位として引き継ぐことができます。
専門知識を学びながら同時に高卒資格を取得できるのは技能連携校だけです。

② 都道府県の指定を受けた技能教育施設

技能連携校は、都道府県の指定を受けた技能教育施設です。
都道府県に技能教育施設指定申請書を提出して、承認された学校のみが運営可能です。
申請が承認されれば、教育機関だけでなく民間企業も開校することができます。
トヨタ自動車や日立製作所など国内トップ企業が開校しているケースも。
技能連携校は半民半学校のような教育施設と捉えることができます。

通信制サポート校との違い

通信制サポート校は、大手予備校や学習塾、専門学校を運営する教育関連の学校が運営母体となっています。
民間の教育機関が運営していることが多く、技能連携校のように都道府県の許可なしでも設立可能です。

③ 週5日の登校日数

技能連携校に通うと通信制高校の一般教養に加えて、専門科目も受講しなければなりません。
そのため、登校日数も多く週5日登校する学校がほとんどです。全日制高校と登校スタイルは変わりませんね。
通信制高校のように登校日数を最小限に押さえて卒業資格を取得できるわけではないため、目的意識のある方でないと通うのは難しいでしょう。

通信制サポート校との違い

通信制サポート校は、高校卒業資格を取得することを目的に通う方が多いです。コースが選べる、カウンセラーが常駐しているなど、全日制高校とは異なる登校スタイルが特徴です。
不登校や病気や怪我で、あまり外出できない方も対象にしています。

④ 専門的な知識や技術が身に付く

就職で役に立つ専門知識を学ぶことができます。
例えば、「自動車工学」「工業基礎」「工業数理」「プログラミング技術」などが挙げられます。
知識に加えて、実践も交えて専門的な技術を身につけることも可能です。

そのほかに学べる専門技術・専門知識については次の通りです。

専門科目
商業実務系科目
工業系科目
調理・製菓系科目
美容系科目
社会・福祉系科目
服飾・家政系科目

通信制サポート校との違い

通信制サポート校にも専門科目はあります
しかし、いろいろなタイプのサポート校があり、就職で即戦力として身に付く知識というよりは興味・関心を深めることが目的です。
サポート校に通えば、音楽や芸能、スポーツなどの才能を開花させることもできます。

まとめ

授業、学校

通信制高校と並行して通うことができるのが高等専修学校です。
高等専修学校は技能連携制度を利用して専門知識を学びながら高校卒業資格を取得することができます。
技能連携校は就職で有利になるが、専門学校や短大、大学進学も可能です。
サポート校との違いを理解し、比較してから選ぶことをおすすめします。