通信制高校に通うデメリット

高校生

「デメリットのあるところにチャンスは生まれる」
チャンスをつかむためにまずデメリットを理解しなければ始まりません。
では、通信制高校にはどのようなデメリットがあるのでしょうか?
それらのデメリットを解消するために、どのような方法があるのでしょうか?


通信制高校に通う6つのデメリット

通信制高校のメリットとして、登校日数が少ないことが挙げられます。
また、全日制高校ではできないような専門科目を学ぶことができるカウンセラーが常駐しているなど、実はメリットが多いのです。
しかし、メリットがあれば当然デメリットもありますよね。
ここでは通信制高校に通う6つのデメリットをご紹介します。

① 3年で卒業できないことがある

通信制高校は自宅学習が基本とされています。
全日制高校に通っていれば、一定の進捗で授業が進み、課題の提出期限が設定されて、定期試験が行われます。
しかし、通信制高校は1か月に数回のレポート提出と月に数回のスクーリング、単位認定試験が行われるだけです。
そのため、日頃から学習を進めていないと学習意欲が低下し、数少ないスクーリングに参加しなくなる、レポートを提出しなくなるなど単位に影響します
その結果、卒業単位数を満たせず、3年で卒業できなくなることも。

しかし、このデメリットはどの通信制高校を選ぶかで解決できます。

解決策1:スクーリング日数の多い通信制高校を選ぶ

スクーリング日数は、年に数回の通信制高校もあれば、月に数回、週に数回など高校によって様々です。
中には全日制高校と同程度の登校頻度で通う通信制高校もあります。
そうすれば必然的に授業の進捗は一定になりますし、学習時間が増えますよね。
きちんと登校すれば在籍期間も3年で済むはずです。

解決策2;サポート校に通う

サポート校とは通信制高校の授業内容や生活を支援する学校です。
サポート校に登校するだけでは高校卒業資格を得ることはできないため、通信制高校と並行して通う必要があります。
その際は倍の学費がかかることもあるため、学費を安く抑えたいという方は解決策1を実践しましょう。
また、サポート校を兼ねている通信制高校もあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。⇒『通信制高校とサポート校の違いとは?

② 自己管理能力が低いと進捗が遅れる

通信制高校は登校日やレポート提出日は決まっていますが、授業を進めるペースは自由です。
自己管理能力を伸ばすことができるため、通信制高校に通うだけで就職活動の際評価されることもあります。
しかし、裏を返すと、自己管理能力がいつまでも低い方は授業の進捗が遅くなり知識が身に付かないというデメリットがあります
授業の進捗を遅らせないための2つの解決策をご紹介します。

解決策1:期間を決めて学習計画を立てる

まずは、期間を決めて学習計画を立てましょう。
ポイントは期間を決めるということです。1日ごとや1週間ごとなどできれば短期間の目標を具体的に立てることがおすすめです。
目標を立てる際は、無理のない範囲で立てましょう。通信制高校は1日30分学習時間が確保できればノルマを達成するのには十分と言われています。
「目標を達成できたら新たな目標を立てる」など少しずつステージを上げていきましょう。

解決策2:学習塾に通う、あるいは家庭教師を雇う

学習塾や家庭教師にどのようなイメージを抱いていますか?学校の授業の予習を行う、あるいは受験対策など、学力の高い方が通うイメージを抱いている方も多いかもしれません。
しかし、学習塾や家庭教師は、学校の授業内容を補うための役割も担っています
個別指導の学習塾や家庭教師はマンツーマンで丁寧に指導してくれるため疑問点をひとつずつ解消することができます。

③ 通信制高校の勉強だけでは大学進学が難しい

通信制高校の授業レベルは全日制高校に比べて易しめに設定されています。
通信制高校は、過去に不登校を経験した方や先日まで社会人だった方も通うこともあります。
勉強にブランクを持っている方でも通うことができるよう、あえて易しい授業内容になっているのです。
そのため、大学進学を目指す方にとって通信制高校に通っていることは多少不利になります

解決策:大学進学コースが用意されている通信制高校を選ぶ

解決策は、大学進学コースが用意されている通信制高校へ入学することです。
このようなコースは登校日数が多く設定されている、あるいは大手予備校講師の衛星授業を受けることができます。
学校を選ぶ際は、難関大学への合格実績があるかをチェックしましょう。
大学進学についての詳細はこちらの記事もご覧ください。⇒『通信制高校から大学進学は可能?

④ 人との関わりが少ない

通信制高校は自宅学習が基本です。そのため、友人が作りにくい、あるいは集団行動に対する抵抗が強くなることもあります。
過去にいじめや不登校経験がある、あるいは集団行動に慣れていない方に通信制高校はおすすめですが、それ以外の方は次の解決策をおすすめします。

解決策:登校日数の多い通信制高校を選ぶ

登校日数が増えれば、その分人との関わりも多くなります。
通信制高校には通学型と言って、全日制高校と同じように週5日登校するコースを設けている学校もあります
集団行動に慣れたい方や人との関わりを増やしたい方は、登校日数の多い通信制高校を選びましょう。

⑤ サポート校に通う場合、学費が高くなる

サポート校に通う場合、通信制高校のみ通う倍の学費が発生します。
サポート校を併設している通信制高校もあるため、そのような学校を選ぶこともできますが、私立なので学費は高いです。
学費の面で不安を抱く方に、2つの解決策を提示します。

解決策1:公立の通信制高校を選ぶ

学費を安く抑えたい方は公立の通信制高校を選びましょう。
公立高校の学費は3年間で10万円前後と私立の10分の1程度で通うことができます
その分サポート体制は薄くなりますが、私立と同じ授業を受けることができますし、同じ卒業資格を得ることができます。

解決策2:アルバイトで学費を賄う

通信制高校は、登校日数が少なく自由な時間が確保しやすいという特徴があります。
自由な時間でできることの1つがアルバイトです。
朝から夕方まで働くことができますし、帰宅した後でも勉強はできます。長時間働くことができるため高収入も得られます。
経済的理由で通うことができない方も、通信制高校なら家庭をサポートしつつ卒業資格を取得することができます。

⑥ 部活動が盛んな学校が少ない

通信制高校に通う方の中に、「部活動には力を入れて取り組みたい!」という方もいらっしゃると思います。
部活動が盛んな学校もありますが数は少ないのが事実です。
そもそも通信制高校は登校日数少ないため、活動日も確保しにくいのです。
だからと言って部活動に参加する夢をあきらめることはありません。

解決策1:部活動が盛んな通信制高校を選ぶ

まずは部活動が盛んな学校を選びましょう。
数は限られていますが、運動部と文化部併せて20種類近くの部活動が揃っている通信制高校もあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。⇒『部活動が盛んな通信制高校をご紹介

解決策2:専門科目の充実した通信制高校を選ぶ

専門科目の充実した通信制高校を選びましょう。専門科目には、美容コース、フードエデュケーションコース、デザインコースなど、幅広い分野を学ぶことができます。
また、専門科目に力を入れている通信制高校の中には専門学校への入学をスムーズに行える学校もあります
詳しくはこちらの記事をご覧ください。⇒『通信制高校から専門学校へ進学できるの?


通信制高校のデメリットとの向き合い方

向き合う

通信制高校のデメリットを変えることはできません。
しかし、あなたがどの学校を選ぶかで解決することはできます。

大切なのは、通信制高校で何をしたいのかです。

何を目的に通信制高校に通うかを考える

通信制高校へ行く目的は人によって様々ですよね。

「不登校を経験して全日制高校へは通うことができない…」
「体調が悪く、外になかなか出れない…」
「学校以外にやりたいことがある」

多くの方が選択する全日制高校進学の道をあえて選ばず、あなたは通信制高校を視野に入れているのです。
自分と将来について深く考えているという点では、周囲より一歩リードしていると自信を持って考えていいのです。

どの通信制高校を選ぶかでデメリットを補える

通信制高校へ行く目的を見つけたら、各通信制高校の特徴をつかみましょう。
通信制高校でも特徴が異なれば在校生の雰囲気、校風まで異なります

通信制高校のデメリットを知ったならもう怖いものはありません。
あなたにピッタリの通信制高校を見つけましょう!