通信制高校の入学について

入学

皆さんは通信制高校にどのようなイメージをお持ちでしょうか?数年前まで通信制高校は、社会人の方が高校へ入学し直し、基礎から学習するための教育機関として認知されていました。しかし、最近になって不登校や高校中退をした高校生の転入・編入先としても認知されるようになっています。そのため、学習面だけでなく精神面のサポート体制も整っていると評判の通信制高校も増えてきています。今回は通信制高校の入学時期についてご紹介します。


通信制高校への入学の理由は

通信制高校の最大の特徴は自由度の高い学習スタイルです。全日制高校のように毎日学校へ行く必要もありませんし、集団行動の機会も多くありません。中学校や全日制高校では周囲に馴染めず不登校だった方も、通信制高校は好きな時間に好きな場所で学習することができるため、これまでとは全く異なる環境に踏み出すことができます。卒業に必要な単位が取得できれば、卒業資格を取得することも進学することもできます。不登校だったからと言って可能性を狭める必要はありません。

通信制高校へ入学する人の特徴とは?

では、自由度の高い通信制高校への入学に向いている方はどのような特徴を持っているのでしょうか?

不登校や長期欠席を繰り返してた方

学校での人間関係や体力的問題などで不登校になる学生は少なくありません。不登校問題解決するためには、精神的サポートが必要不可欠。ここで注意していただきたいのは、親御さんや学校から意見を一方的に押し付けてはいけません。まずはお子様を悪感や責任感から解放するためにしっかりと休ませることが大切です。精神的に落ち着いて来たら、学校や進路について話を進めていきましょう。通信制高校は自由度の高い通学スタイルで、マイペースで学習しながら卒業することができます。また、スクーリングも定期的に登校するものや短期集中で行われるものなど様々なスタイルがあるため、お子様の性格やライフスタイルに合う通信制高校を選びましょう。

経済事情でやむを得ず進学できなかった方

ご家庭の経済的事情でやむを得ず中退する方も少なくありません。全日制高校の場合、平日は朝から夕方まで時間を割かなければならず、働く時間が確保できません。しかし通信制高校は時間の制約がないため、ご自身でスケジュールを組んで学習時間と労働時間を決めることができます。そのため、フルタイムで働いている方でも無理なく学習を続け、卒業まで通うことが可能なのです。

進学したいと考えている方

「将来やりたいことがある」「進学の夢がある」という方は学校へは通わなければなりません。また、やりたい分野よっては大学や専門学校に通う必要があるものも。不登校や高校中退で一度学校へ通えなくなってしまった方でも、通信制高校なら通いやすく、進路指導に力を入れている高校もあるため夢へを追いかけることができます。

特別な夢に挑戦したい方

例えば、スポーツ選手や芸能人として本気で活躍したいと考えているなら10代から人一倍努力し続けなければなりません。全日制高校へ通っていれば時間的制約で経験できることも減ります。通信制高校はご自身の好きなペースで通うことができるからこそやりたいことに打ち込むことができるのです。

通信制高校は入学方法も特殊?!

不登校、高校中退、社会人の方など多様な方が集まる社会人の方だからこそ、入学時期や入学方法も全日制高校とは異なります。次章では通信制高校への入学時期についてご紹介します。


通信制高校の入学時期は全日制高校とは異なるの?

公立と私立で入学時期が異なる

通信制高校は私立と公立で入学時期が異なります。

私立の場合、入学時期が多い

私立の場合、中学校卒業後、一度も高校に入学していない方は、4月、7月、10月、1月に入学できることが多いです。私立の通信制高校は入学時期が多いのが特徴です。転入、つまり現在の高校から別の高校へ入学する場合は随時募集を行っています。中退をしていなければ不登校中も休学中も同様に転入として扱われます。編入とは、高校を中退している方が別の高校へ入学することを指します。転入の場合は4月と10月の2回募集しているところもあれば、転入と同じように通年で募集しているところもあります。

公立の場合、4月入学が一般的

公立の通信制高校は4月入学が一般的です。欠員が生じた場合のみ9月に編入生の募集があります。

しかし、この入学・転入・編入の時期は学校によって異なるため、まずは興味のある通信制高校の資料を請求して比較してみることをおすすめします。通信制高校の一括資料請求を行っている会社もあるため、そちらから申し込みを行うのが効率的でしょう。


通信制高校の入学試験はどんな内容?難易度は?

通信制高校への入学試験はどのような内容なのでしょうか?また、全日制高校と比較すると難易度はどれくらいなのでしょうか?

筆記試験よりも面接に比重が充てられている

通信制高校の入学試験は全日制高校の一般試験とは異なり、筆記試験がありません。そのかわり面接が行われますが、面接時間はだいたい10分ほどで終わります。面接形態は個人もありますし、集団で行うものもあります。集団で面接を行うことに抵抗がある方も多いかと思いますが同じ境遇で悩んでいる方も多いため、怖気づくことはありません。面接が得意な方は少数派です。どうしても不安なことがある場合は、事前に学校に確認をとっておくことをできます。しかし、話す内容以外にも話し方や態度も見られているため、普段の会話から意識してみてはいかがでしょうか。

入学試験には小論文も含まれる

小論文とは作文のようなものです。内容は高受験する高校によっても異なりますが、「中学時代について」「通信制高校への志望動機」「高校生活で何を頑張りたいか」などが多いです。

通信制高校の入学試験は合格率が高い

通信制高校は、落とすための試験ではなく、受け入れるための試験です。そのため、合格率は非常に高いです。過去に問題行動を起こしていない限りは面接で落ちる可能性は極めて低いため、深く悩みすぎる心配はありません。

通信制高校の詳しい説明についてはこちらの記事もご覧ください。
通信制高校の学校生活や単位に関するFAQ