子どもの将来が不安な保護者に見て欲しい-通信制高校の4つの特徴

不安

勉強への意欲の低下、体調不良、人間関係の悩み…思春期を迎えた子供の悩みは尽きることがありません。

「毎日学校へ行って授業を受けて部活動をする」当たり前のことのように思う方もいるかもしれませんが、これは誰にでもできるわけではないのです。
しかし将来のために卒業資格は取得しておきたいですよね。

そこでおすすめしたい学校が通信制高校です。
通信制高校は登校日が少なく、自分のペースで勉強を進めることができます
人間関係のストレスから解放されれば、勉強への意欲や体調も回復することも。
しかし、通信制高校にネガティブなイメージを持っていませんか?
「卒業後の進路が決まらなさそう…」「ちゃんと授業が進められるかわからない…」「将来に影響するのでは…」
たしかに、通信制高校は実態が知られにくいのが事実ですが、過度に将来に不安を抱く必要はありません
今回は通信制高校に不安を抱いている方に向けて、通信制高校の意外な特徴をご紹介します。

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通信制高校卒業後の進路・将来

通信制高校卒業後の進路として進学か就職を選ぶ方が多いです。
卒業資格は全日制高校と同じものが取得できるので、就職でも進学でも通信制高校だからと言って不利になることはありません。
大切なのは、高校でどのように過ごすかということです。進学するなら受験勉強や面接、小論文対策をしなければなりません。(『通信制高校から大学進学は可能?
就職するなら資格勉強や面接対策をしなければなりませんよね。(『就職のために通信制高校在学中にしておくべき5つのこと』)

将来

要は、学生生活のうちにやるべきことをやるかやらないかなのです。やるべきことをやらなければ偏差値の高い全日制高校でもどの大学を受験しても合格できませんし就職も難しいでしょう。
反対に通信制高校卒業者でも、努力次第で難関大学へ進学することもできますし、人気の就職先に採用されることもあります。

なぜ通信制高校卒業後の将来に不安を感じるのか?

では、なぜ通信制高校卒業後の将来に不安を抱く方が多いのでしょうか?
それは、卒業率が低く進路が未決定者が多くなることが要因として考えられます
一つ目は卒業率が低いというデータです。私立と公立それぞれ確認してみましょう。

卒業率
公立の通信制高校 11.7%
私立の通信制高校 35.6%

私立と公立で25%近く卒業率に差があることがお分かりいただけると思います。
卒業率に差が生じる要因として、私立と公立のサポート体制の違いが考えられます。
公立は自学自習を行うことを基本としていますが、私立は通学タイプを導入する、あるいはサポート校と連携するなどして自学自習にとらわれず卒業支援を行っています

通信制高校から卒業することの難しさ

通信制高校の将来に不安を抱く方は、まずは卒業することを優先して考えましょう。卒業率からも明らかなように、通信制高校の卒業率は低いです。しかし、卒業資格を取得できれば、全日制高校と変わらない将来を歩むことができます。

また、通信制高校は全日制高校にはないメリットがあります。
続いては通信制高校の特徴をご紹介します。

通信制高校に通う4つのメリット

通信制高校のメリットを知っている方は少ないのではないでしょうか。
このメリットを知っていればどのような観点で通信制高校を選べばいいのかもわかってくると思います。

① 大学進学コースで効率よく受験勉強に取り組める

まずは、大学進学コースを設けている通信制高校です。
通信制高校は基本的に自学自主が多く、学習内容のレベルもあまり高くありません。そのため、大学進学を目指す方は大学進学コースが設けられている通信制高校を選ぶ必要があります。
通信制高校の中には、大手予備校や家庭教師を運営している学校など、大学進学に特化したカリキュラムを組むことができる学校が多くあります
このように大学進学に強みを持っている通信制高校は、東京大学、京都大学、大阪大学、早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学など難関大学合格者を輩出しています。
将来のためにどのように環境に身を置くかも問われますね。

② 専門科目が充実している

スクーリング日数の多い通信制高校では、国語や数学、英語などの一般科目に加えて専門科目も充実しています。
専門科目としてフラワーアレンジメント、フードエデュケーション、園芸から歌手や漫画家、デザイナー、美容師などが挙げられます。
多いところで20分野から選ぶことができるため、ご自身がどのようなことに興味・関心を持つのかを知るのにおすすめです。

③ 資格取得コースで就職に有利

通信制高校では資格取得コースが設けられているところがあります。資格は就職の際有利になります。
資格にはTOEIC、秘書検定、パソコン検定、漢字検定、色彩検定など幅広く用意されているため、ご自身がどのようなことを学びたいかを基準に選びましょう

④ 自由な時間でアルバイトができる

通信制高校は自由な時間が多いため、日中もアルバイトができます。アルバイトは社会経験にもなりますし、就職の際に評価されます
普段学校にいるだけでは接することのない社会人と仕事を共にすることで、一般常識や敬語の使い方など実践的に学ぶことができます。

将来が不安な方のための通信制高校の選び方

続いて、通信制高校を選ぶ際のポイントをご紹介します。

私立の通信制高校はサポート体制が充実し卒業率が高い

卒業資格を取得するためには、私立の通信制高校がおすすめです。カウンセラーが常住するなどの不登校サポート面、進路指導面、学習サポート面で公立の通信制高校とは大きく異なります。

一括資料請求で通信制高校の特徴を比較

しかし、私立の通信制高校といってもその特徴は様々です。学費や専門科目、登校日数、コース内容を比較するためには、一括資料請求で通信制高校を比較するのがおすすめです。
一括資料請求は無料で行うことができます。入学を検討されている方はまず資料に目を通してみましょう。