発達障害がある方におすすめの通信制高校を紹介!通信制高校のサポート体制についても解説

発達障害がある方は、ほかの生徒と同じように学習することが難しかったり、学校生活の中で悩みを抱えることも多いと思います。
発達障害に対して理解を得にくい状況だと感じたり、クラスに馴染めず不登校気味になってしまうこともあるかもしれません。
そんな悩みを持った方に知っていただきたいのが通信制高校です。
この記事では発達障害がある方におすすめの通信制高校と、通信制高校のサポート体制について解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

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通信制高校は学習に悩みを抱えている人に選ばれている

通信制高校では様々な学習の悩みを抱えた人たちが学んでいます。
通信制高校はいじめや不登校、引きこもりなどを経験した人たちを多く受け入れていることもあり、生徒のあらゆる悩みに対応できるようサポート体制を整えている学校なのです。
その中には発達障害に対するサポートもあり、生徒が安心して学校生活を送れるよう支える体制を整えています。

発達障害の種類

まずは発達障害にはどんな種類があるのかと、その特徴について見てみましょう。
中には一見ではかわからないほど症状が軽度である場合もあり、障害があると理解されないままいじめを受けたり、コミュニケーションが苦手で学校に馴染めず苦労することもあります。

自閉症

自閉症(自閉症スペクトラム)の特徴は、言語発達の遅れや、他人と社会的な関係を築くことが困難なこと。
また、興味関心の範囲が狭くこだわりが強い傾向があります。
また、このような特性がありつつも知的発達の遅れが見られない場合を「高機能自閉症」と言います。

学習障害(LD)

学習障害(LD)は全体的な知的発達の遅れはないものの、脳の一部の機能に問題があり、話す、聞く、読む、書く、計算、推論の能力の中で特定のことが著しく困難な状態であることが特徴です。

注意欠落・多動性障害(ADHD)

注意欠落・多動性障害(ADHD)は、年齢に相応ではない注意力や多動性がある、つまりは落ち着きがないことで、社会的な活動に支障をきたすものを言います。

通信制高校の特徴

発達障害の特徴についてみていただいたところで、通信制高校の特徴についても説明していきます。
全日制の学校との違いを理解することで、発達障害の生徒にも通信制高校が選ばれる理由が見えてきます。

入学が比較的簡単

全日制高校への入学と比べて、通信制高校への入学にはそこまで難しい条件はありません。
例えば全日制であれば高校に入学するためには筆記による学力試験が行われますよね。
一方通信制高校では基本的に学力試験は行われず、書類と面接によって合否を決定します。
面接なども生徒を落とすためというより、入学後のために生徒について知ることを目的としているところが強いので、入学のハードルは高くないといえます。

登校数が少ない

通信制高校は全日制と比べて圧倒的に登校が少ないです。
登校数は学校によって異なりますが、大体は年に数回の登校であとは自宅などでの自主学習となります。
通学をしたくない、人とのコミュニケーションをできるだけ少なくしたいという方におすすめです。

勉強のタイミングが自由

通信制高校には全日制のように決められた時間割というものがありません。
全日制では昼間に授業を受けなくてはいけませんが、通信制であれば自分が朝型か夜型かに合わせて勉強のタイミングを決めることができますし、休憩の時間も自由です。
このように自分のペースで学習を進めていけるのも通信制高校の特徴ですね。

留年がない

通信制高校は単位制で、1年生2年生というくくりがないため留年という概念もありません。
普通留年すれば、すでに修得した単位まで取り直しをしなくてはいけませんが、通信制高校ではその必要はないということですね。
もし3年間で必要な単位が修得できなかった場合卒業は伸びますが、単位は引き継がれますので引き続き足りない単位の修得を目指すことになります。

得意な分野をさらに伸ばせる

通信制高校には全日制にはないような専門コースが充実しているところが多いです。
そういった学校なら、興味のある分野に特化した勉強をしながら高校卒業資格の取得を目指すこともできます。
またアニメやゲーム、コンピューターなどユニークな部活動を行っていることも多く、得意なことをさらに伸ばしていける環境が見つかりやすいです。

発達障害への理解があるところが多い

通信制高校は様々な悩みを持った生徒を受け入れていることもあり、全日制よりもいじめや発達障害などへの理解があるところが多いです。
そのため全日制の学校に通っていて、周囲の理解を得られずつらい思いをいた経験のある方にもおすすめです。

通信制高校を選ぶ際のポイント

では通信制高校を選ぶ際のポイントについても紹介していきます。
通信制高校と一言に言っても、学校ごとにサポート体制には特徴がありますからね。
発達障害をもった人が安心して学べる学校の特徴とはどのようなものかを理解しておきましょう。

少人数授業を行っている

発達障害をもった人が安心して学べるよう、少人数授業を取り入れている通信制高校がおすすめです。
なぜなら少人数制の方が、生徒一人ひとりの学習の進み具合に対応したり、発達障害によって生じる学習の課題に対応することができるからですね。
学校を選ぶ際にはしっかりと一人ひとりの学習をサポートしてくれる体制があるかを確認するようにしましょう。

カウンセラーが常駐している

発達障害が原因となって心に傷を負ってしまった生徒のメンタル面をサポートできるよう、学校にカウンセラーが常駐している通信制高校を選ぶのがおすすめです。
また生徒だけでなく保護者もカウンセラーに相談できるかも確認してみるといいでしょう。
家庭での子どもの学習状況や日常生活について相談できれば、保護者側の精神的なサポートにもなります。

教員も支援員の資格を持っている

学校にカウンセラーが常駐するだけでなく、相談員の資格を持った教員が教えている通信制高校もあります。
通信制高校では、実際にキャンパスなどに登校して対面で受ける授業を「スクーリング」と言いますが、通信制高校でも年に数回はこのスクーリングが必要になります。
相談員の資格を持った教員が授業をする学校なら、コミュニケーションに不安を持つ生徒をその場でしっかりとサポートすることができます。

生徒同士のコミュニケーションや友達作りもサポートしてくれる

学習面だけでなく、生徒同士のコミュニケーションや友達作りもサポートしてくれるかどうかも大切です。
人間関係の構築に不安を抱える生徒同士が交流できるよう支援してくれる通信制高校であれば、スクーリングや学校行事などでも不安が減り、学校生活をより楽しめるようになるはずです。

サポート校と連携している通信制高校もある

サポート校とは通信制高校での学習を補助する学習塾のようなものです。
通信制高校の中にはこのようなサポート校と連携しているところもあり、生徒が3年で卒業することができるようあらゆる支援を行います。

精神面のサポートが充実している

サポート校にはカウンセラーが常駐していることも多く、学校生活の不安などを相談できる環境があります。
発達障害のことだけでなく、学校での人間関係などについても対応できるよう、生徒の精神面のサポートが行われます。

少人数授業が多い

サポート校は少人数制や担任制を採用していることが多いです。
そのため一人ひとりの勉強速度の違いや苦手部分に合わせて細やかな対応が可能なのがサポート校の特徴の一つです。
中には個別の指導計画を作ってくれるところもあります。
通信制高校を3年で卒業するために、学習面のフォロー体制も手厚く行ってくれます。

発達障害へのサポートが厚い通信制高校

明聖高等学校

明聖高等学校は校内にカウンセラーが常駐していて、学習面や学校生活での悩みをスムーズに相談することができます。
また教員もカウンセラーの資格を所持しているので、生徒たちを教えながら迅速な支援を行うことができます。
普通教室とは別に個別学習室も設置していて、学習面のサポート体制も充実しています。

松陰高等学校

松陰高等学校 みなとみらい学習センターでは、不登校、引きこもり、発達障害、人間関係など様々な教育問題に直面している人のために「教育★ステーション」を用意しています。
生徒だけでなく保護者からも相談を受けながら、心や体の健康状態について把握したり、進路を決定したりしていきます。
そんな風に問題解決への具体的な対策を講じてくれる環境があるのが特徴ですね。

代々木高等学院

代々木高等学院には発達支援コースも設置されていて、独自の支援プログラムで生徒の特性を伸ばしていきます。
また、臨床心理士、コミュニケーションセラピスト、家庭支援カウンセラー、発達障害学習支援サポーターなど、様々な専門家によるメンタルサポートを受けながら学習できる通信制高校です。

明蓬館高等学校

明蓬館高等学校 特別支援教育コースSNEC では発達障害児の支援スキルを持つ教員と心理士が常駐しています。
教員と心理士が協力することで、発達に課題を持った生徒が特別支援月の普通科高校教育を受けることができます。
教育、療育の場として、各種の心理検査などをもとにきめ細やかな環境調整を行っています。
また一人ひとりの特性を考慮した個別の支援計画を作成して、生徒の卒業をサポートします。

中央国際高等学校

中央国際高等学校は中央高等学院というサポート校と連携している通信制高校です。
高校での学習に不安がある時などにサポート校の講師に質問できたり、通信制高校と連携しているので、学習状況などを共有して3年で高校を卒業できるよう効率的に生徒を支援をすることができます。
また担任制を導入していて、生徒に対して親身なサポートを行ってくれます。
中央高等学院にはスクールカウンセラーもいるので、気軽に学校生活について相談できる環境も整っています。

まとめ

発達障害を持った人が通いやすい通信制高校の特性と、おすすめの通信制高校について紹介しました。
通信制高校は学習に不安を持つ生徒を多く受け入れてきたからこそ、生徒の持つ様々な課題や悩みに対して理解があります。
自分らしく学びながら高校卒業資格の取得を目指すための選択肢の一つとして、通信制高校を検討してみてはいかがでしょうか。