不登校解決までの道のりには個人差があります。中退して働く方もいますし、不登校支援してもらいながら徐々に登校する方もいます。あなたが考える不登校の解決策とは何でしょうか?今回は不登校の解決策の一つである、通信制高校についてご紹介します。
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そもそも不登校とは?
不登校には様々なタイプがいます。あなたがどのような不登校のタイプに当てはまるかを確認しながら読み進めてくださいね。
人間関係に悩むタイプ
不登校で最も多いタイプは、学校の人間関係に悩むタイプです。学校はクラスや部活動などの集団に属しながら生活することが基本とされています。家族や親しい人以外の方との関わりの中で適切な距離をとることができなくなってしまう、あるいは他人に合わせてしまうということから人間関係に疲れてしまうことが多いのです。
周りの反応を過剰に意識すると、自分にも自信が持てなくなってしまいます。自信がなくなると学校に行くこと自体が億劫になりますよね。人間関係に悩んでいる方は自分の言葉を上手く表現できない、あるいは言葉にしないこともあるため、親御さんは本心を聞き出すのに時間を要すると考えてください。
親や教師などの大人に反抗するタイプ
親や教師などの大人に反抗して不登校になる方もいます。特に家庭内不和が続く場合は要注意です。子供にとって家庭は最も安らぐ場所でなくてはいけません。しかし、家庭内が不仲で家にいても休まらない場合、子供は全てに対して無気力になってしまいます。
また、家庭の雰囲気が暗いと子供は自分には興味がないんだと考え、学校で合った嫌なことなど全てを一人で抱え込もうとします。そして学校自体が嫌になり、気力もなくなり、最終的には親に反抗する形で不登校になってしまうのです。「学校と家庭は関係ない」と考えず、子供が安らげることを第一に家庭を築くことも大切なのです。
勉強に悩むタイプ
集団授業は、授業で分からない内容があっても質問ができない、あるいはテストの点数で他人と比較して落ち込むなどと子供の感情を揺さぶる場面が多いです。さらに家庭から勉強に対するプレッシャーが与えられると、子供は自分のためにではなく、人のため、評価のために勉強をするようになります。そのため、成績が奮わないと次第に落ち込み、学校自体に嫌気がさしてしまうのです。
不登校の方でも通いやすい通信制高校を見つけましょう
続いて不登校の方でも通いやすい通信制高校をご紹介します。先ほどの不登校のタイプに沿ってご紹介するためあなたに合う通信制高校がどこかが把握できるはずです。
人間関係に悩むタイプは不登校サポートが整った通信制高校
通信制高校には約6割の生徒が不登校を経験している方と言われています。それだけ不登校の方が通いやすいサポート体制が整っている高校であるということがお分かりいただけると思います。せっかく新しい環境に飛び込むのだから、これまでに経験した不安な気持ちをできるだけ少なくして入学したいですよね。そのため、人間関係に悩むタイプは不登校サポート体制が整った通信制高校を選ぶことをおすすめします。
不登校サポートが整っている通信制高校 |
聖進学院、おおぞら高等学院、東京国際学園高等部、学芸館高等学校、鹿島学園高等学校 |
反抗するタイプは教師の生徒指導に手厚い通信制高校
反抗するタイプには、生徒指導、そして進路指導に手厚い通信制高校を選ぶことをおすすめします。多くの通信制高校は高校を卒業させることを目的としています。指導が整っていない学校では子供がどのような道に進むか不安な方もいますよね。生徒指導や進路指導に力を入れているということは教師の質も高く信頼できる可能性が高いということです。大人に反抗するタイプでも、以下の通信制高校に入学すれば変わるかもしれません。通信制高校卒業後の進学先についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。⇒通信制高校の大学進学は可能?
進路指導に力を入れている通信制高校 |
東京国際学園高等部、一ッ葉高等学校、麻布高等学校、おおぞら高等学院 |
勉強に悩む方は授業のサポートが手厚い通信制高校
通信制高校は勉強に苦手意識を持つ方向けに、不登校専用の通信コースを用意している、あるいは勉強の楽しみを見つけられるように、幅広い分野の専門科目を選ぶことができるなど、選択肢の多い通信制高校を選ぶことをおすすめします。先ほどご紹介したように進路指導に手厚く大学受験のサポート体制が整っている通信制高校を選択するのも良いのですが、まずは勉強に対して楽しみを見出してもらえるように、ゆるく授業を受けながら興味のある専門科目を見つけるのも手です。
勉強の苦手な方向けの通信制高校 |
飛鳥未来高等学校、ルネサンス高等学校、第一学院高等学校 |