通信制高校のスクーリングとは?

スクーリング

通信制高校はスクーリングという登校日を設けており、登校することで単位を取得することができます。(通信制高校の詳しい説明についてはこちらの記事をご覧ください。⇒通信制高校とは?)もちろん卒業にはレポートやテストも実施する必要があります。ただ、スクーリングに関しては通信制高校によって内容や登校日数が異なるため、比較して決めることをおすすめします。今回は、通信制高校のスクーリングはどのような内容で、学校によってどのように異なるのかをご紹介します。


スクーリングとは?

スクーリングとは、「学校に登校して学習する」と定義づけています。通信制高校で学んでいる方が学校で教師から直接講義や実習などの授業を受けることもスクーリングと表現されます。
以下では、通信制高校のスクーリングの日数や授業内容についてご紹介します。

必要登校日数はどれくらい?

通信制高校によって必要な登校日数は様々ですが、年間20日程度、または年に2回の集中スクーリングを実施している学校が多いです。登校日数を回数にしている学校もあれば、時間や期間、曜日にしているところもあり、通信制高校によって登校頻度は全く異なることがお分かりいただけると思います。

スクーリングの授業はどのように行われるの?

では、スクーリングの授業はどのような内容なのでしょうか?

高等学校の学習指導

通信制高校は全日制や単位制と同じ高等学校であるため、学習指導要領に沿って授業が行われます。通信制高校だからと言って中学校の復習を行うところは少なく、中学の復習から行いたい場合は別にサポート校に通うことをおすすめします。よく通信制高校とサポート校を混合させる方がいますが、「学校であるか」「母体は何か」「学費はいくらか」の3つのポイントで区別することができます。

生徒の個性を伸ばすカリキュラム

通信制高校は授業だけを行うのではなく、生徒の個性を伸ばすためのカリキュラムが組まれているところが多いです。その1つが部活動です。登校日数に関わらず、通信制高校はバラエティ豊富な部活動が揃っているのです。運動部から文化部まで揃っていますが、全日制高校と異なるところは練習時間が短い、あるいは少ないところです。登校日数も限られているため毎日練習とまではいきませんが、登校した日に参加することができます。それ以外にも興味のある教科をとることができるなど、生徒の興味関心を高め、個性を伸ばすことができるのも通信制高校のスクーリングの特徴のひとつです。

進学・就職などの進路指導

多くの通信制高校は進路指導を行っていますが、全日制高校と異なり登校日数が少ないため、自ら教師に働きかけなければ進路指導に力を入れてもらいにくいのが現状です。大学や専門学校などの指定校推薦を狙っている場合は、希望する進学先の指定校推薦枠をどれくらい持っているかを確認してみるといいでしょう。


スクーリング日数をできるだけ抑えたい方の通信制高校の選び方

通信制高校をお考えの方で、できるだけスクーリング日数を少なくしたいと考える方も多いかと思います。通信制高校は、全日制高校に通えなくなってしまった方や学校以外にやりたいことがある方など、登校日数をできるだけ抑えたいという方に向いている学校です。そのような方の通信制高校選びのポイントについてご紹介します。

通信制高校によって授業スケジュールは大きく変わる

先ほどもお話しした通り、スクーリング日数は通信制高校によって大きく異なるということです。週に1回、年に20回、年数回の合宿…など学校の方針によってスクーリング日数が異なってきます。登校頻度以外にも、登校時間や授業時間も異なるため、ご自身の生活リズムに合った学校を選ぶことをおすすめします。

スクーリング必要日数が年に1~2回の学校を選ぶ

最も負担の少ない学校に、年に1~2回の登校で必要単位を取得できる通信制高校があります。

年に数回の合宿でまとめて登校日を消化する

それ以外で負担の軽いスクーリングは年に数回の合宿でまとめて登校日を消化する方法です。ただ、スクーリング日数だけで決めるのもよくないため、学校のカリキュラムや校風、教育方針などもよく確認して学校を選ぶことをおすすめします。


卒業必要単位はスクーリング以外にどのように取得するの?

卒業必要単位はスクーリング以外にどのように取得するのでしょうか?単位取得方法3つのうち残り2つの方法をご紹介します。

レポート提出で授業内容の定着を図る

学習した内容を定着させるために、学校へ郵送かインターネットでレポートを提出し添削指導を受けます。教科書で勉強するものもあれば、インターネットを利用して学習するeラーニングを実施している学校もあります。レポート提出の頻度は月に1回行う学校もあれば、年に数回しか行わない学校もあります。

単位認定試験で授業内容の理解度を図る

年に数回行われるのが単位認定試験です。これは全日制高校でも行われている定期試験と同じようなもので、一定の点数を取れなければ単位を取得することはできません。しかし、レポート提出とスクーリングにしっかり参加していればテストの点数は高得点を狙わなくても大丈夫と言われています。試験も大切ですが、まずはスクーリングに参加してレポートを毎回提出するよう心掛けましょう。