英語教育に力を入れている通信制高校はここ!どんな英語授業が行われているか紹介!

通信制高校は、全日制をあきらめた人が通うところというイメージを持たれがちですから、あまり高いレベルでの教育がされないのではと思われることもあります。
通信制の高校を検討しているけど、英語教育にも力を入れたい。
でも通信制でしっかり英語を学べるのかが不安という方もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では英語教育に力を入れている通信制高校と、通信制高校で行われている英語授業の内容について紹介していきます。

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英語教育は通信制の方が有利

実は、英語境域に関しては全日制高校より通信制高校の方が有利な点も多いのです。
具体的なポイントを4つ説明していきます。

語学専攻ができる

通信制高校には様々な専攻コースが用意されていることが多く、中には語学専攻を選べる高校もあります。
これは全日制高校ではなかなか見られないことで、どちらかというと大学の授業の取り方に似ていますね。
英語専攻コースを選ぶことで、全日制高校よりも集中的に英語を学ぶことができます。

e-ラーニングを使った英語学習

e-ラーニングとはインターネットを介して授業を受けることができたり、ネット上で学習履歴を管理することができるシステムのことです。
最近の通信制高校はこのe-ラーニングを積極的に導入していることも多く、自分の好きな時間に、自分のレベルにあったレッスンを受けることができます。
場所を選ばず、ネイティブの講師から授業を受けることができるなど学習効率が高いことがポイントです。

サポート校の活用で学習を補助

通信制高校の中にはサポート校と連携しているところもあります。
サポート校とはイメージとしては塾のようなもので、高校での学習で足りないところを補うためのものです。
高校での勉強についていけないなどの不安があるときにはサポート校でさらに学習支援を行ってくれます。

高校卒業資格を取りつつ専門的な英語学習ができる

高校卒業資格を取ることと英語の専門的な学習をすることが両立できる点も大きなポイントです。
集中的に英語力を磨きたいと思えば、海外留学を考えることもできますが、それでは日本での高校卒業資格を取ることはできません。
その点通信制高校であれば英語教育に力を入れながら高校卒業資格の取得を目指すことができます。

英語に特化したコースの例

通信制高校には英語に特化したコースがあるとお伝えしましたが、ただ特化しているといっても、目的によって授業内容が違うことがあります。
では実際にどのようなコースがあるのか紹介していきます。

TOEIC、TOEFLなどの資格取得を目指す

TOEIC、TOEFLとは日本でいう英検のような英語力をはかる試験のことです。
ハイスコアを持っていると就職の際にも有利になることが多いため、そのテスト対策に特に力を入れるコースもあるのですね。

CAや観光業への就職を目指す

卒業後CAや観光業への就職を目指すコースもあります。
一般的な英語知識だけでなく、CAや観光業で必要になる知識を重点的に学ぶことができます。
高校の時点で専門学校のような授業を受けることができるのが魅力です。

ネイティブの講師による授業

英語専攻コースを用意している通信制高校ではネイティブの講師からマンツーマンの授業を受けられるところも多いです。
オンラインでの授業で英語の会話練習ができたり、実践的な英語を身に着けるための環境が整っています。

海外留学できたり、海外の大学と連携している

海外の大学と連携している通信制高校もあり、日本の通信制高校に在籍しながら海外留学ができる、つまり留学しながら日本と現地の高校卒業資格を取得できることもあります。
そういった学校は全日制高校よりも留学前のサポートも手厚いことが多いです。

少人数授業で徹底した英語指導

通信制高校には少人数授業を取り入れているところもあります。
全日制高校だと一クラスはおよそ40人前後であることが多いですが、それだとどうしても生徒一人一人を見ることが難しくなりますよね。
その点、通信制の少人数授業であれば、生徒一人一人に徹底した指導が可能になります。

英語教育に力を入れている通信制高校

ではここからは英語教育に力を入れている通信制高校を紹介していきます。
それぞれの特徴を把握して、最適な高校を見つけていきましょう。

ルネサンス高等学校

ルネサンス高等学校の英会話コースはAEON英会話教室と提携しています。
そのためAEON英会話教室を利用する際にルネサンス高等学校の生徒はレッスン費用が割引され、お得に英語学習をすることができます。
1対1のレッスンなので、生徒に対して徹底的なサポートが可能です。

ヒューマンキャンパス高等学校

数多くの選考コースがあり40以上の分野から学べるのがヒューマンキャンパス高等学校の特徴です。
その中には英語コースもあり、高校卒業レベルの英語だけでなく、外国文化なども学びつつ実用的な英語の習得を目指しています。
TOEICなどの取得より、聞く、話すなどの実践で使える英語能力の向上に重きを置いていて、ネイティブの先生からの授業を受けることもできます。
ホテルや観光関係、海外の大学への進学も可能です。

クラーク記念国際高等学校

クラーク記念国際高等学校の国際コースでは基礎レベルからネイティブレベルまで段階的な英語学習のカリキュラムが組まれており、少人数制授業も取り入れられています。
英語の授業は最大20時間と、一般的な高校の英語授業の3倍~4倍行われています。
国際コースでの英語授業数は業界でも最多を誇り、英語教育に力を入れている通信制高校だといえます。

日本ウェルネス高等学校

日本ウェルネス高等学校はTOEICのハイスコアを目標に英語きょうに取り組んでいます。
英語コースがあるのは東京キャンパスで、少人数制授業を取り入れ生徒一人一人の英語力向上をサポートします。
TOEICなど資格の取得を目指すことで、就職や進学の際に有利になるよう備えることができます。

鹿島学園高等学校

鹿島学園高等学校グローバルコースでは、語学の向上だけでなく異文化について学べるカリキュラムが用意されています。
留学生を受け入れていたり、ネイティブの講師による授業もあり、異文化交流を大切にしています。
基礎レベルからネイティブレベルまで段階ごとの授業が構成されていて、自分のレベルに合わせた指導を受けることができます。

松陰高等学校

海外留学をしたい際に手厚いサポートを受けられるのが松陰高等学校の特徴です。
1年次はネイティブの講師による授業を受けつつの留学準備。
2年次にはカナダやアメリカに1年間の留学ができる一方で、松陰高等学校で有効な単位を最大36単位修得することができます。
3年次はTOEFLなどの対策や進学のための受験対策などを行います。
最終的には外資系の企業に就職する生徒もいます。

有志国際高等学校

有志国際高等学校はインターネットを最大限活用し、在宅での学習を中心に英語を勉強することができます。
海外での就職や、将来的に留学をしたいと考えている人をサポートしてくれます。
国際コースでは基礎から英語を学ぶことができるので現状英語に苦手意識がある方でも安心です。

AIE国際高等学校

AIE国際高等学校のバカロレアコースは、通信制高校で唯一の国際バカロレア認定校です。
国際バカロレアとは、スイスのジュネーブにある国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラムのことです。
世界中を転勤する家庭の子どもたちが大学に進学できるようにサポートをしようという動きから生まれました。
卒業後は学校からの推薦と本人の英語力によって、提携する大学への進学が可能になっています。
また、英語クラスではすべて英語で行われるなど、週10時間は英語での授業が行われています。

ECC学園高等学校

ECC学園高等学校は英会話事業を幅広く展開しているECCグループが運営する通信制高校です。
ECCのクオリティの高いオンラインレッスンを受けながら高校卒業資格取得を目指すことができます。
通学先でPCやヘッドセットを貸出してくれるので、スクーリングに行った際にオンラインレッスンを受けることも可能です。

N高等学校

N高等学校では外国語カリキュラムが充実していることが特徴です。
初級者はまずは英検2級を目指すところから始め、上級者になれば英検1級やTOEICスコア900点以上を目指せるような教育体制を整えています。
また、講師1人につき生徒5人の少人数授業を取り入れており、生徒一人一人にきめ細やかなサポートをすることができます。

一ッ葉高校

一ッ葉高校は留学実績に定評がある通信制高校です。
ニューヨークの系列校に留学して現地で語学力を伸ばす教育を実施しています。
また様々な国の留学生と交流の機会があり実践的な英語を身に着けるための環境が整えられています。

まとめ

英語教育に力を入れている通信制高校について紹介しました。
通信制高校でしっかり英語が学べるのか不安に思っている方も多いですが、実は通信制高校には全日制の高校よりも集中的に英語を勉強できる環境があることが多いです。
それぞれ高校の英語授業の内容などを参考に、ぜひ最適な通信制高校を選んでいただきたいと思います。